辛いとき 苦しいときの支えの「音」

一般社団法人日本音楽脳育協会お教室ブログへようこそ!
本日の投稿は、佐賀教室 中島がお届け致します。
連日、新型コロナウイルスに関するさまざまな動きから
目を離せません。感染により、苦しい思いをされている方々、また、この事態を受け、予想もしなかった出来事に心を痛めている多くの方々がいることを思うと、決して他人事ではなく受けとめ、早い収束を待つ気持ちと、どんな状態にも、ひとりひとりに支えがあることを望まずにいられません。
昨日は、東日本大震災から9年を迎え、
いつでも心は「あの日」にワープするのですが、
やはり、年数では拭えないものの大きさと、
そこに心を寄せ集まる人のあたたかさ。
悲しみの中でも、日々を生きる支え。
色んな思いを感じる時。
音楽を通じ、私たちが「音育児力」とよぶ
自分自身がありのままで受け入れられ
子どもたちのありのままを受け入れる力
そして、日常にある 「音」に気づき、共に表現し 言葉にする
音コミュニケーションを土台とする育児力は
確かに、辛いとき、苦しいときにも役立ってきました。
子どもたちを守りたいと
常日頃感じながらも
世の中は、あまりにも突発的に思える出来事や
予期せぬ災害、病気、犯罪などに
親として 不安になっても仕方ない情勢ですが
音育児で親子の時間を過ごすと
子どもたちはありのままを全力で出し
色んな表現で伝えてくれます。
大人が思いもしない表現に
こちらがハッとさせられることも。
純粋な想像力や 創造力、瞬発力、持久力…
子どもたちの可能性
どこまでも どこまでも 大きく感じます。
音コミュニケーションの中で
子どもたちが発してくれる音、言葉、
それをまわりの大人が
どれだけ気づき、聴き、応じることができるでしょうか?
大人は
ひとつの音を聞いて
想像するものは
必ずしも同じではなく、
ひとりひとり、そこに
思い浮かぶ思い出の光景があったり
思い出す人がいたりします。
経験したことをもとに、多くの答えが出てくる大人と
生まれながらの個性と
生まれてきてから、経験するひとつひとつのことに
肯定されるか、否定されるか、その積み重ねで
子どもたちにとって
大人の声、世の中のさまざまな音は
聞こえかたも変わってくるでしょう。
音楽も、音も、言葉かけも
「どんなときの自分も ありのままで 受けとめられている」
そんな、肯定の音の記憶で
子どもたちが人生を生きる力になると良いですね。
妊婦さんとの音脳リトミックを
毎月一回、地域のこども園でさせていただいています。
おなかの赤ちゃんに。
出会える喜びをお守りの音にして 贈ります。
もちろん、妊娠中は、不安な気持ちも体験することかあります。
それも一緒に、講師が受けとめて
ママのありのままの気持ちに寄り添うことで
お誕生後の赤ちゃんとママの心地よい環境を整える準備のお手伝いをします。
是非、気になった方は、
お近くの音脳教室へお出かけください。
たくさんの習い事がある今。
私たちは、習い事としてだけでなく
人生の辛いとき、苦しいときにも支えてくれる
「音」の力を 音脳リトミックを通して育む
0歳前からの音の教室を全国で展開しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
中島直子
by onnou
| 2020-03-12 21:58
| 音育児