生の音を大切にしています。
この時期になりますと、子育て支援センターさんや、公民館さんなどから、リズマの講演依頼をお受けすることがあります。
その時に、「CDラジカセはいりますか?」と聞かれることがあります。
配慮していただいたことに、感謝しつつ、「ありがとうございます。なくて、大丈夫です」とお返事させて頂いています。
私は大抵の場合、CDラジカセはつかいません。
私達(社)日本音楽脳育協会がこだわっているのは、生の音なのです。
私達が毎日ご飯を作るとき、メニューはだいたい決まってきてしまいます。
それでも、家族が飽きないで食べることができるのは、毎回味が変わるからだそうです。
「今日の肉じゃがはいつもよりしょっぱい!」
「あぁ、ごめん、ごめん」
それが変化につながり、飽きない仕組みになっているんだそうです。
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生の音には、ゆれがあります。それがいいのです。
楽器には 「倍音」という不思議な音の現象があります。
ほとんど感じとることはできないそうなのですが、弾いていない一定の音が自然と聞こえる、音の幽霊みたいな感じの音のことをさすのだそうです。
けれども私達は、この普段感じとれない音を聞いて感動するのだそうです。
音脳リズムマッサージの教室では、ママに歌ってもらいながら、お子様をマッサージをしていきます。
ママのなかには、いきなり歌ってくださいと言われても躊躇されることがある方もいます。
でも、ゆれがあるからいいのです。
ゆれがあるからこそ、お子さんは楽しみ続けることができるのです。
生の音、是非お子さんに伝えてあげてくださいね。
☆投稿者☆
社団法人 日本音楽脳育協会
認定知立教室 yumeno-mi
加藤美千代